ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

ラスト・ブラッド

最近はリメイク企画ばっかりですが、『エイリアン』までリメイクされるそうです。
リメイク企画は嫌いじゃないけど、『エイリアン』シリーズは1年半前にも最新作
『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』が公開されたばかり。
そりゃあ第一作から比べると映像技術も格段に進歩してるけど、
『AVP2』の頃からはたいして進歩してないように思うし、
どんな感じになるかは容易に想像できちゃいますね…。
まぁ前から企画だけあった続編『エイリアン5』も期待はできませんけど…。
もう年老いたリブリーはもう見たくないし…。
それよりも同じダークホース社の『ターミネーター』も新3部作に突入したことだし、
ここは夢のクロスオーバーコミック『エイリアンVSプレデターVSターミネーター』を
映像化してくれたら小躍りするくらい嬉しかったのに…。
いやいや諦めるのはまだ早い。
あのコミックの時系列はスカイネットとの戦争が終わったあとらしいし、
『ターミネーター6』あたりでエイリアンが登場することも考えられるかも?

ラスト・ブラッド

2009年5月29日日本公開。
日本のアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化したホラーアクション。

セーラー服に身に包み、孤独とともに生きる16歳の少女サヤ(チョン・ジヒョン)。運命のいたずらか、神の無慈悲か、人類の未来を背負わされることになったサヤは、黒筒に忍ばせている日本刀をバンパイア相手にきらめかせながら、戦い続けてきた。世界の危機を救うため、そして自分自身の運命を切り開くために戦うサヤだったが…。(シネマトゥデイより)

ボクはぷちナショナリストなので原作が日本の作品というだけで興味を持つんですが
またしても"観るんじゃなかった"と思える作品に出会いました。
今年観た映画の中では今のところ2番目に酷いです。
ダントツの1番は奇しくも同じく日本原作のガールズアクション映画
『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』ですが、
本作はそれに次ぐガッカリ度です。

本作の原作は『BLOOD THE LAST VAMPIRE』というマニアックなアニメ。
残念ながら見たことないですけど、クエンティン・タランティーノも絶賛したとかで、
それなりに人気のあるいい作品なんでしょうね。
それがどうゆうわけか、香港・フランス共同制作で実写映画化されました。
しかも更にどうゆうわけか、主人公の日本人少女サヤを演じるのは
『猟奇的な彼女』の韓国人女優チョン・ジヒョン。
更に更にどうゆうわけか不可解に変更された『ラスト・ブラッド』という邦題…。
なんともツッコミどころの多そうな映画です。

まず最初に思ったのは、『片腕マシンガール』などの逆輸入グロ映画っぽいということ。
女子高生がバッサバッサ人を殺すスプラッタ・アクションというのも同じですが、
なによりも日本人が観ることを想定して作られていない感じが似てます。
アニメが原作で、日本刀を振り回すセーラー服の女子高生や忍者が登場。
日本贔屓が多いフランス人が好きそうなベタで奇妙な日本観が満載です。
ぷちナショナリストのボクからすると多少イラッとくる韓国人女優の起用も
とりあえずストレートの黒髪のアジア人なら誰でもOKてなもんでしょう。
彼らにしてみればアジア人なんて誰でも一緒です。
小雪の悪役起用にしたって似たようなモンで、ストレートの黒髪で
多少国際的に名のある女優だからでしょうね。
日本じゃ小雪をアクション映画に起用しようなんて思う人はいません。
しかし結果的に駄作だったとはいえ、またしても日本人の役を大陸人にとられたという
無念さと不甲斐なさを感じずにはいられません。
サヤはチョン・ジヒョンじゃないとダメな役でもないし、
むしろ年齢的に無理があるくらいで、日本人がつけいる隙は十分にあったはず。
やっぱり決め手は英語力だろうな…。

物語の内容は半分寝てたような気分になるほどカラッポ。
父親を殺した仇であるオニどものボス・オニゲン(小雪)を探し、
倒すためにオニを殺しまくるオニと人間のハーフの少女の復讐劇。
とってつけたように同級生の白人少女アリスとの友情話も絡めてますが、
数百年生きているサヤが小娘アリスに肩入れする理由がわからない。
でもなにより意味不明なのが最後のオニゲンとの超次元バトル。
もう何がどうなってサヤがどこに行ったのかまったくわからないまま終わります。

結局やっぱり見所はサヤの殺陣アクションしかないです。
日本なのに異国情緒あふれる東京の街中で、ワラワラ迫りくるオニを
斬ったり蹴ったり、スカートをヒラつかせてのワイヤーアクション。
タイツ履いてるのでパンチラこそないけど、そこそこセクシーです。
チョン・ジヒョンのアクションの出来は、初めての割にはいいんじゃないかな?
それに比べると小雪は衝撃波みたいな技ばっかりで、アクションらしいことしません。
だからそれに対峙するチョン・ジヒョンもまともなアクションはできないので
本当にラストバトルは面白くないです。ただ小雪の般若顔はすごくオニっぽいです。
結局ウリのアクションさえ中途半端になってしまっている印象ですが、
サヤが背負った竹刀のケースをかかとで蹴り上げて刀を抜くシーンはかっこいいです。
この映画の中で唯一そこだけ気に入りました。

日本の優良コンテンツがまたひとつ海外に潰されたわけですが、
憶測でしかないけど、日本だけ『ラスト・ブラッド』という邦題になった経緯も、
こんな駄作に『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を名乗らせたくないという配慮かも?

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/130-280c87a3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad