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重力ピエロ

なんでも今年はちょっとした東北ブームだそうで、
特に邦画では東北舞台の作品が例年になく多めに公開されるようです。
ボクは東は長野までしか行ったことがないけど、東北って良さげなところですよね。
高速道路が安いうちに1回行ってみようかな?
てことで、仙台舞台の映画の感想です。

重力ピエロ

2009年5月23日公開。
書いた小説が近年ことごとく映画化されている作家・伊坂幸太郎の
人気ミステリー小説の映画化。

遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが…。(シネマトゥデイより)

家の近所で連続放火事件が起こる。
放火現場近くに必ず奇妙なグラフィティアートが描かれているという事実に気づいた
仲よし兄弟は、その奇妙なメッセージの真相に迫り、放火を防ごうと奔走する。
といった感じのミステリーを中心に物語が進みます。
"すごいミステリー"みたいなフレコミで宣伝されてたから期待しましたが、
ミステリーとしてはポンコツです。
放火の犯人も誰もが思っている通りだし、手の込んだ犯行方法の理由も明瞭ではない。
(それにこの犯行方法は無駄が多いし、都合がよすぎる。)
そもそも常人には解けないような知識を必要とするミステリーってダメでしょ。

でも本作は『ダ・ヴィンチ・コード』みたいなもんで、事件の真相なんてのは二の次。
文学的なヒューマン・ドラマをスリリングに展開させるために
ミステリーの形態をとっているにすぎません。
そうとわかっていれば、こんな重苦しい映画観に行かなかったのに…。
…とはいえ、観たら観たで観てる間はそこそこ楽しめました。
結果的に事件の真相も予想通りだったとはいえ、もしかしたら違うかもしれないし、
推理させるつもりも毛頭ないような難解なメッセージの理由も気にはなったし。
それに何より、"犯罪は遺伝するか"みたいな犯罪生物学的な内容で興味深かったかも。

いつもふたりでいた仲良し兄弟、泉水(加瀬亮)とハル(岡田将生)。
兄の泉水は左脳方で理数系の大学院生、頭はいいけどルックスは冴えない。
弟のハルは右脳型で芸術家肌、何か達観したような雰囲気があり、
イケメンで女の子にモテモテだが性的なことに嫌悪感があるらしい。
兄弟なのにまったく似てないふたりだけど、それもそのはず、種違いの兄弟なのです。
ふたりの両親は父・正志(小日向文世)と母・梨江子(鈴木京香)だけど、
ハルの実父はレイプ犯・葛城(渡部篤郎)だったのです。
なるほど、これが今話題の若手俳優・岡田将生か。たしかに綺麗な顔してますね。
でも兄役の加瀬亮も十分イケメンですよね。無理にダサい格好してるのが痛々しい…。
岡田将生は鈴木京香と渡部篤郎との間の子供役ってことだけど、
美形過ぎて渡部篤郎の血を引いてるようには見えません。
むしろ加瀬亮くらいが丁度いいように思いますね。
役上の性格でも、実子の泉水よりも、ハルの方が父・正志に似てるのも変です。
というか、もっと正志と泉水を似せるように努力すべきじゃないかなぁ。
デコボコ兄弟にしても、片親は一緒なんだから、まったく似てないってのも…。
まぁみんな赤の他人なんだから似せるにしても限界がありますが、
遺伝子がメインテーマだけに、もうちょっと説得力がほしかったです。

それにしてもこの作中の警察は無能すぎる…。

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