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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

今週末から本格的にGW映画の封切りが始まり、
人気シリーズや話題作が怒涛の公開ラッシュになっていて、
今日も映画館は大盛況でしたが、観たい映画が沢山あるのは嬉しいけど、
これほど固めて公開されるのは、あまり好ましくは思えません。
ボクのスケジュール的な不満もあるけど、それは大した問題ではなく、
客の食い合いが起こっているのが勿体ない気がします。
おそらく毎度のことなので、『名探偵コナン』が突出して集客するでしょうが、
それにより同じアニメ映画である『クレヨンしんちゃん』は完全に割を食います。
ボクはどちらも観るし、どちらも好きなので、どちらにもヒットしてほしいから、
同日公開なんてしない方がいいと思うんだけど、そんなにGWは美味しいのかな?
東宝はどちらかを夏休み映画に回せばいいのに…。

まぁ『コナン』と『クレしん』のバッティングは毎年のことなので諦めも付くけど、
今年はアニメ以上に大好きなアメコミ映画でもバッティングが…。
同日公開ではないが『キャプテン・アメリカ』の新作の公開から6日後に、
『アメイジング・スパイダーマン2』が公開になるんですよね。
『スパイダーマン』シリーズは日本でも人気が高いから、
GW商戦では完全に『キャプテン・アメリカ』が割を食うのは目に見えており、
ディズニーがなぜそんな日を公開日に選んだのか…。
まぁどちらも『名探偵コナン』『テルマエ・ロマエII』『相棒』などの
人気邦画が相手では、GW商戦は厳しい戦いが予想されますけどね。
これでハリウッドから「日本ではアメコミ映画は人気なし」なんて思われたら、
今後のアメコミ映画における日本の扱いに悪影響が出そうで怖いです。
そもそもハリウッド映画までGW商戦に合わせる必要はないと思うんだけど…。

それはそうと、日本はどうなるのかはわかりませんが、
再来年公開の『キャプテン・アメリカ』の続編の全米公開を、
『バットマンVSスーパーマン』の公開日にぶつけるんだそうで、
マーベルは勝つ気でいるんでしょうが、アメコミ映画ファンとしては迷惑かも。
いや、マーベルとDCの世紀の対決で、より注目されることになるのかな?
共倒れしてアメコミ映画の人気失墜、なんてことにならなければいいけど…。

ということで、今日は『キャプテン・アメリカ』の最新作の感想です。
今日はちょっと長くなるかも。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
Captain America The Winter Soldier

2014年4月19日日本公開。
アメコミ映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』の続編。

アベンジャーズのメンバーとして戦ってから2年、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)はS.H.I.E.L.D.(シールド)の一員として活動していた。ある日、キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)を世界屈指の暗殺者ウィンター・ソルジャーが襲撃。さらにウィンター・ソルジャーの正体は、キャプテン・アメリカの親友で第2次世界大戦で亡くなったバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)で……。(シネマトゥデイより)



本作は『アベンジャーズ』シリーズこと、
マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の最新作ですが、
なんと4月の初週末の興行成績で、史上最高の記録を樹立しました。
前作『ザ・ファースト・アベンジャー』との比率で146%の大ヒットで、
現在2週連続1位で、たぶん今週末も1位キープできるんじゃないかな?
まぁMCUでも『アベンジャーズ』や『アイアンマン』シリーズの人気には
まだまだ及ばないけど、前作から比べれば驚異的な飛躍で、
やはり『アベンジャーズ』を挟んだことで、注目度が急上昇したのでしょう。
というか、本作の人気は『アベンジャーズ』の続編である
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』への期待感の表れかも。
MCUの前作にあたる『マイティ・ソー ダーク・ワールド』なんかは、
『アベンジャーズ』の後日談的な内容でしたが、
本作は『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に直接繋がる前日譚だし。
更に本作は、アベンジャーズ有するS.H.I.E.L.D.のことが中心に描かれますが、
Mテレビドラマ『Agents of S.H.I.E.L.D.』の劇場版としても人気なのかも。
それにしても『Agents of S.H.I.E.L.D.』の日本リリースはいつなの?
なるべくリアルタイムじゃないと意味ないドラマなのに…。

本作は興行的に成功しているだけではなく、内容も秀逸で高評価を受けています。
前作は第二次世界大戦を描いた戦争映画的なヒーロー映画だったので、
舞台を現代に移すことになる本作は、作風がガラッと変わることは間違いなく、
他のヒーローのシリーズよりも続編に不安を感じていたのですが、
いざ観てみると、見事に杞憂だったと感じさせてくれました。
『アイアンマン3』からのMCU第二フェーズの中では、
今のところ最も面白い作品に仕上がっていると思います。
ジャンル的にはポリティカル・スリラー映画とヒーロー映画の融合って感じで、
これまでのMCUの中でもなかったタイプの物語で面白いです。
それでいて全く趣の異なる戦争映画だった前作の内容も、
きっちり踏襲しており、続編としてもとても面白く、前作ファンも納得でしょう。
以下、ネタバレ注意です。

第二次世界大戦中、ナチスを裏切った悪の組織「ヒドラ」のリーダー、
レッドスカルとの北極圏での戦いで、北極海に飛行機ごと墜落し、
凍った海で70年も眠っていたキャプテン・アメリカことスティーブですが、
ニック・フューリー長官率いるS.H.I.E.L.D.に発見され蘇生し、
アイアンマンやソーらと共に、ヒーローチーム「アベンジャーズ」として、
ロキの陰謀と異世界人チタウリの侵略から地球を守ります。
そのアベンジャーズでの戦いから2年。
スティーブは現代の生活に何とか馴染もうと努力しながら、
アベンジャーズの紅一点ブラック・ウィドウことナターシャと共に、
S.H.I.E.L.D.の一員として、平和維持活動を行っています。
70年の眠りから覚めてすぐにロキやチタウリとの戦いになっちゃたから、
スティーブが現代に順応する過程があまり描かれなかったのは残念です。
きっと時代間ギャップで面白いエピソードがいっぱいありそうなのに、
本作は目覚めてすでに2年も経っているので、かなり順応した後です。
70年前の人間らしさと言えば、ちょっと機械に疎そうなことくらいで…。
でも現代の勉強のために『スターウォーズ』などの映画を観ているのは
なんだかアメリカ人っぽくて、ちょっと面白いですね。

ある時、S.H.I.E.L.D.の船「レムリアン・スター」が
アルジェリアの海賊に占拠される事件が発生し、
スティーブはナターシャと共に、精鋭部隊S.T.R.I.K.E.に同行して、
マリア・ヒル副長官ら乗員を救出する任務に赴きます。
この時のキャップのコスチュームが少し格好よくなってて嬉しかったです。
いや前作のミリタリー風のコスは悪くなかったんですが、
『アベンジャーズ』の時のアメコミヒーロー丸出しのコスは酷かったので…。
心なしか本作は星条旗の意匠が控えめだった気がしますが、
物語の展開上、ある意味ではアメリカの敵として戦うことになるから、
今回のデザインはそれを示唆するものだったのかもしれません。
まぁ極秘任務のエージェントなので、ストライプの派手な格好は変だから、
ってだけの理由かもしれませんが、とにかく渋くてクールなデザインです。
もちろんビブラニウム製の円形シールドは昔のままですが、
それを使った戦い方は多彩になった気がします。
シールドを操るのが上手すぎて、ソーのムジョルニアみたいに自由自在です。
でも海賊のリーダーのバトロックとの戦いでは、
スティーブがちょっと弱くなったように思えました。
異次元人とも戦ったスーパーソルジャーのスティーブが、
単なる犯罪者のバトロックと互角に戦っちゃダメですよね。

その救出作戦の最中、スティーブにも内緒でナターシャは別行動を取ります。
どうやらフューリー長官から極秘の別任務を与えられているようで、
なぜか船からS.H.I.E.L.D.の極秘ファイルのデータを盗み出すのです。
それに気付いたスティーブは別任務は統率が乱れると憤慨し、
帰国後フューリー長官に文句を言います。
どうやらスティーブは好きでS.H.I.E.L.D.で働いているのではないようで、
秘密主義の組織や長官に対しては反感もあるみたいです。
そんなスティーブを長官は秘密の巨大地下施設に案内します。
そこには『アベンジャーズ』でも本拠地として登場した、
空飛ぶ空母ヘリキャリアが3機もあり、それを使ってS.H.I.E.L.D.は
「インサイド計画」なるものを実行しようとしています。
それは平和維持のためにその空母で全人類を監視するというもので…。
もちろん正義感の強いスティーブは、そんな計画に反発します。
ヘリキャリアはアイアンマンことトニー・スタークの協力で開発されましたが、
トニーも性格的にそんな計画には乗りそうにないですよね。

余暇時間に、スティーブはスミソニアン博物館を訪れます。
そこにはキャップのコーナーもあって、第二次世界大戦中の彼の活躍や、
彼が率いた特殊部隊「ハウリング・コマンドーズ」についての展示もあり、
ひとり70年前から来てしまった彼には懐かしい空間なのでしょう。
そこでは当時の恋人ペギー・カーターのインタビュー映像もありますが、
なんと彼女はまだ存命だったみたいで、スティーブは彼女に会いに行きます。
ペギーはもう100歳近いお婆さんでしたが、その再会は泣けました。
劇中ではちゃんと語られませんでしたが、スティーブのお隣さんである看護婦、
…のふりをしているS.H.I.E.L.D.のエージェント13ことシャロンは、
ペギーの親戚の娘さんなんですよね。
おそらくペギーは一生スティーブを思い続けたので独身だから、
孫娘ではないと思いますが、今後2人は恋愛関係になるかも?
本作のヒロインはあくまでナターシャなので、まだそこまでは描かれませんが。

話は戻って「インサイド計画」ですが、これはS.H.I.E.L.D.の上位組織、
「安全保障委員会」のピアース理事の肝いりの計画です。
スティーブに反対されたフューリー長官は、委員会に計画の延期を訴えますが、
その後、本部に戻る途中で大勢の武装警官に襲撃されます。
邪魔になった彼を委員会が抹殺しようとしているのは明白です。
でもアベンジャーズの一員でもある長官は、やはり一筋縄ではいかず、
警官たちは思わぬ反撃を受け、彼を逃がしてしまいます。
ところがそこに左腕が金属の謎の男が待ち伏せており、長官を襲撃。
ゴキブリのようなしぶとさでそれも切り抜けた長官は、
スティーブのアパートに逃げ込むのです。
しかし帰宅したスティーブに会った直後、左腕金属男に狙撃され、
長官は例の極秘ファイルを彼に渡し、「誰も信用するな」と言い遺し、死にます。
久々にMCUに登場したと思ったら、あっけなく死んじゃうなんて驚きました。
ソ連製のスラッグ弾で狙撃されたと聞いたナターシャには
左腕金属男に心当たりがあるようで…。
ナターシャは元ソ連のスパイですからね。

というか、アメコミをちょっとでも知っている人なら、
左手金属男の正体に心当たりがあると思います。
ナターシャ曰く、50年間暗躍している亡霊のような暗殺者で、
その名を「ウィンター・ソルジャー」というのですが、
その正体は記憶を失ったスティーブの当時の親友のバッキー・バーンズ軍曹です。
バッキーは「ハウリング・コマンドーズ」のメンバーであり、
前作でレッドスカルの右腕(?)ドクター・ゾラを捕まえるため、
スティーブと共に大雪の渓谷のヒドラを列車を襲撃しましたが、
その時、渓谷に落下してしまい死んだと思われていた人物です。
まぁ高いところから落ちて消息不明のキャラは実は生きているのはお約束なので、
客は誰も本当にバッキーが死んだとは思ってなかったでしょうけど、
やっぱり再登場しましたね。(思ったよりも早かったけど。)
原作でもバッキーは長らく死んだと思われていましたが、
記憶を無くしてソ連の暗殺者ウィンター・ソルジャーとして生存していました。
(本作ではソ連の暗殺者ではなく、ある組織の暗殺者です。)
なので本作のサブタイトルが「ウィンター・ソルジャー」という時点で、
彼の再登場は確実だったわけですが、このサブタイは問題ですよね。
本作でも「あいつは何者なんだ?」って感じで話が進むのに、
サブタイでそんなネタバレしちゃってたら、正体が明らかになっても驚けません。
端から隠す気がないなら、もっと序盤で正体を明らかにして、
親友と戦うことになるスティーブの苦悩を描けばいいのに…。
まぁ客全員がウィンター・ソルジャーを知っているわけではないので、
意外な正体だと驚ける人もいるかもしれませんが、それならそれで、
映画サイトや映画雑誌の本作の紹介で、彼がバッキーだと示唆しちゃダメです。
引用させてもらっている上記のプロットもそうですが、
どの記事も当たり前のようにバッキーに言及しちゃってます。

フューリー長官の死後、ピアース理事の企みにより、
件の海賊事件が彼の陰謀だったと発表され、スティーブとナターシャは、
逃亡犯としてS.H.I.E.L.D.のS.T.R.I.K.E.から追われることに…。
2人は恋人を装い、追撃をかわしながら、狙撃犯の正体を調べます。
S.T.R.I.K.E.のリーダーであるラムロウとニアミスした時は、
2人でキスして彼の目を誤魔化したりするので、ちょっといい雰囲気になり、
このまま恋愛関係になりそうな気もしましたが、本作のスティーブには
まだペギーへの未練があるし、シャロンのこともあるのでそうはなりません。
ナターシャも製作サイドとしては、たぶんホークアイとカップリングしたいはず。
そういえばホークアイはどうしてるんでしょうね。
S.H.I.E.L.D.を描いた本作には出てきてもおかしくないのに、
結局MCU第二フェーズには登場しないままなのかな?
『アイアンマン3』のハルクのように、カメオ出演くらいすればいいのに、
これだから脇役ヒーローに忙しい人気俳優を配役すべきではないんですよ。

2人はネットカフェで極秘ファイルを解析します。
なんとかファイルの出所を割り出すと、ニュージャージ州のウィートンで、
そこは昔スティーブが訓練していた今は使われていない米軍基地でした。
そこの弾薬保管庫がS.H.I.E.L.D.の秘密基地だったようで、
中に侵入した2人に古い機械で作られた人工知能が話しかけてきます。
その人工知能はなんとヒドラの科学者ドクター・ゾラのもので…。
実はこの事件の黒幕はヒドラの残党だったと判明するのです。
ゾラ曰く、S.H.I.E.L.D.は「ペーパークリップ作戦」というもので、
ヒドラの優秀な科学者を組織に雇い入れていたようですが、
そうしているうちにS.H.I.E.L.D.内に新たなヒドラが組織され、
委員会のピアース理事も新ヒドラのメンバーのようなのです。
新ヒドラは邪魔者を暗殺していたそうで、長官もそのため殺されましたが、
なんとトニーの父ハワード・スタークも彼らの手に掛かっていたようです。
いやー、レッドスカル亡き今、まさかヒドラを持ち出してくるとは意外でした。
またヒドラか、と思う反面、前作との繋がりは嬉しかったりもします。
その直後、基地にミサイルが撃ち込まれ、2人はギリギリ脱出します。

S.H.I.E.L.D.も敵になった今、頼る仲間がいない2人は、
スティーブのランニング友達のサム・ウィルソンに匿ってもらいます。
サムは空軍の退役軍人で、相棒ライリーの戦死をキッカケに軍をやめ、
今は退役軍人のPTSDを癒すカウンセラーをしています。
相棒を戦死させたのはバッキーを失ったスティーブと同じで、
2人は意気投合するのですが、サムはかなり凄腕のパラシュート兵で、
危険なバクマラでの任務では、特別仕様のウィングパックを背負い、
戦場を文字通り飛び回っていた経験があります。
彼は本作でお目見えとなる新ヒーロー「ファルコン」で、
原作でもファルコンはキャップのサイドキックとして活躍しています。
かなり初期のヒーローですが、当時は黒人のヒーローは珍しかったそうです。
考えてみれば、今でも黒人のヒーローって珍しいですよね。
『アイアンマン』のウォーマシンや『マイティ・ソー』のヘイムダルがいるけど、
黒人ヒーローが主人公のアメコミ映画はまだないような…。
サムは2人に協力を申し出、フォードミード基地からウィングパックを盗み、
ヒドラの手先を思われるシットウェル捜査官の襲撃を手伝います。

拉致に成功したシットウェル捜査官曰く、
極秘ファイルの中身はヒドラに反抗しそうな人々のリストで、
ドクター・ゾラが開発したアルゴリズムによる独自の分析法により、
将来反逆しそうな人まですでに判別できるのだそうで、
「インサイド計画」により、ヘリキャリアで反逆者を抹殺するのが、
新ヒドラ率いるピアース理事の陰謀だそうです。
あの前作では雑魚丸出しのゾラが、まさかそこまで凄い科学者だったとは…。
新ヒドラが旧ヒドラと違うのは、新ヒドラはあくまで世界平和のために、
組織のイデオロギーに反する者を殺そうと考えているので、
もしかしたら計画を実行すれば、中東のテロリストとかも一掃されて、
世界平和が実現されるかもしれません。
ピアース理事も「70億人の平和のために2000万人を犠牲にする」と言ってますが、
それはやっぱり横暴だし、世界征服ってことになるんでしょうね。
というか、そもそも70億人もヒドラに賛同するとは思えないんだけど…。

その計画を止めるため、シットウェル捜査官を護送しているところを、
ウィンター・ソルジャーが襲撃して、捜査官は粛清されます。
そこでスティーブとナターシャとサム対ウィンターソルジャーの対決になるけど、
3人のヒーロー相手に戦うって、ウィンター・ソルジャー強すぎでしょ。
どうやら107連隊時代にヒドラの捕虜になった折に、
ゾラから改造手術を受けて超人化したみたいですが、
当時のヒドラの科学力がスーパーソルジャー計画を上回ってるとは思えず…。
後にゾラから金属の右腕を与えられますが、それで世界一堅い金属である
ビブラニウム製のシールドを受けれるはずないんだけど…。
まぁ50年の暗殺者としての過酷なキャリアが彼を強くしたのかな。
その戦いでウィンター・ソルジャーのマスクが外れて、
スティーブは彼の正体が親友バッキーと気付き驚愕しますが、
前述のように「うん、知ってた」って感じで…。
その後3人はS.T.R.I.K.E.に拘束され、どこかに護送されますが、
S.T.R.I.K.E.の中にマリア・ヒル副長官が潜入していて、救出されます。
ヒル副長官って『アベンジャーズ』ではフューリー長官と対立したりしてたから、
彼女も委員会の息が掛かっているのかと思ったけど、
実はフューリー長官の最大の腹心だったんですね。

3人がヒル副長官に案内されて隠れ家に行くと、
なんとそこには死んだはずのフューリー長官が…。
なんでもハルクことバーナー博士の薬で仮死状態になり、
死んだように見せかけて、ピアース理事の出方を窺っていたようです。
正直、彼が生きていたことは全く驚きませんでした。
どうせそんなことだろうと思っちゃったので。
フューリー長官を演じるサミュエル・L・ジャクソンが殉職を承服するはずないし、
バッキーはもちろん、ロキ、コールソン捜査官など、
MCUには実は生きていた的なキャラが多すぎます。
原作のアメコミもそんなのばっかりなので、死が軽くて嫌になるけど、
実写映画であまりそんな展開にはしてほしくないんですけどね。
正直サミュエル・L・ジャクソンは『ロボコップ』とか
他のヒーロー映画に浮気しすぎなので、MCUにはもう要らないと思ってたし、
生きてたのは予想通りでしたが、ちょっとガッカリしたかも…。

フューリー長官曰く、3機のヘリキャリアの攻撃を停止させるためには、
攻撃をロックするためのブレードを各機に差し込む必要があり、
長官からブレードを託された3人は、ピアース理事の計画を阻止するべく、
本部トリスケリオンに乗り込むのですが、スティーブはその前に、
スミソニアン博物館から70年前のコスチュームを勝手に拝借するのです。
新しいコスの方が格好よかったのに…、と思ったけど、
腹部がストライプのコスの方が、やっぱりキャップらしいかもしれません。

ピアース理事とS.T.R.I.K.E.は本部とヘリキャリアを掌握します。
しかしS.H.I.E.L.D.全員がヒドラというわけではなく、
エージェント13などの抵抗も受けますが、結局ヘリキャリアは発進し、
インサイド計画の実行は刻一刻と迫ります。
スティーブとサムは、それぞれ一機ずつヘリキャリアをロックします。
ファルコンことサムの空中戦は、本作の大きな魅せ場のひとつで、
ヘリキャリアの集中砲火を交わしながら侵入する勇士は痺れました。
最後の一機はナターシャの担当かと思ったのですが、
ナターシャは委員会のメンバーに変装して、ピアースに睨みを利かせていました。
急にオバサン委員が鮮やかなサブミッションを繰り出したので驚きましたが、
ナターシャの変装だったわけですね。
どうやら委員会も完全にヒドラの手の内というわけではなく、
ピアースのみがヒドラのメンバーだったみたいです。
フューリー長官も合流し、ナターシャはヒドラの極秘情報を、
S.H.I.E.L.D.の機密ごとネットに流し、ピアースの陰謀を公にします。
その後、ピアースはフューリー長官に射殺されます。

スティーブがサムに運んでもらって最後の一機に向かうのですが、
アイアンマンやソーと違って、キャップは自力では飛行できないので、
サイドキックとしてはファルコンほど最適な人材はいませんね。
最後の一機で待ち受けていたのはウィンター・ソルジャーことバッキー。
スティーブは激戦の末、なんとかヘリキャリアを攻撃をロックします。
それにより3機のヘリキャリアの攻撃ターゲットが変更され、
ヘリキャリア同士で撃ち合いが始まり、三機とも墜落することに。
墜落する中で、スティーブはバッキーと最後のバトルを繰り広げますが、
やはり親友相手に本気で戦えなかったのか負けてしまい、
ヘリキャリアから転落して、川に落ちるのです。
旧コスが重いのか、どんどん沈むスティーブですが、
それを助けに飛び込んだのが、なんとバッキーで…。
記憶を取り戻したわけではなさそうですが、スティーブとの戦いの中で、
何かを感じ取ったのかもしれませんね。
気絶するスティーブを岸に引きあげたバッキーは、そのまま去ってしまいます。
バッキーがヴィランのまま終わるはずはないと思ってましたが、
やはり続編以降にも登場することになるんでしょうね。
エンドロール後のオマケシーンでは、スミソニアン博物館で、
70年前の自分のことが書かれた展示物を見る彼の姿があり、
たぶん記憶を取り戻すのはそう遠くないはずで、今度再登場した時は、
スティーブのサイドキックとして共闘することになるかもしれません。

その後、フューリー長官は死んだふりを続けるために、
眼帯を外して暫くヨーロッパに行くみたいです。
サムはフューリー長官に「一緒に働かないか」と誘われますが断ります。
どうやら彼はアベンジャーズに入るつもりはなく、
スティーブのサイドキックとして活動するつもりのようです。
たぶん『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』にも出ませんね。
でもエンドロール途中のオマケシーンでは、
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に登場予定の
新ヒーローの姿をいち早く見ることができます。
それが双子の姉弟ヒーロー、スカーレット・ウィッチとクイック・シルバーです。
原作の設定では、この双子はウルヴァリンの天敵マグニートーの子供であり、
その役で来月公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』に登場します。
(登場するのはクイック・シルバーだけだったかも。)
『X-MEN』シリーズはMCUではないので、同一人物ではないですが、
基本的にX-MENのキャラなので、超人ではなく特殊能力を持つミュータントです。
なのでMCUの世界観には合わないような気がして、懸念してたのですが、
なんとMCUでの彼らは、ヒドラの人体実験の被験者という設定で、
本作のバッキーと同じような改造人間ということになるのでしょうね。
たぶんアベンジャーズのメンバーになると思われますが、
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』にもヒドラが関係するんですね。
本作ではヒドラはまだ壊滅しなかったわけですが、人体実験を主導している
ストラッカー閣下と呼ばれる男は、原作ではヒドラを立ち上げた人物です。

早くも来年公開の『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』が楽しみですが、
その前にMCUとしては8月に『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』があり、
まずはそちらを楽しみに待ちたいと思います。
やっと予告編の公開も始まりましたが、スペースSFコメディって感じで、
なかなか楽しそうな作品だと思いました。
『アベンジャーズ』や『マイティ・ソー ダークワールド』のオマケシーンが、
この『ガーディアン~』に繋がる伏線ではあったものの、
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に絡む内容かは不明です。
同じ世界観を舞台にしているだけで、あまり関係なさそうかな?
ただディズニー配給のマーベル作品をMCUって称しているだけかも?
MCUでは『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の後も、
『アントマン』、そして『キャプテン・アメリカ3』の公開が決まっています。
どんどん広がるMCUに楽しみは尽きませんね。

-関連作の感想-
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
アイアンマン3
アベンジャーズ
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
マイティ・ソー
アイアンマン2
アイアンマン
インクレディブル・ハルク

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