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セブンティーン・アゲイン

ボクはここ1週間ほど実家に帰ってましたが、実家は想像を絶するド田舎にあって、
実家にはインターネット環境はもちろんのこと、テレビも新聞もありません。
おまけにボクの携帯会社のアンテナもなくて、携帯も通信不能…。
地元の人たちの喋っている方言も理解できないし、完全に情報から切り離されました。
そして久しぶりに自宅に帰ってきたら、いつのまにか民主党の代表交代してるし、
近隣の市では新型インフルエンザが発症したとかでマスクの人が多いし、
同じ日本なのにすごい情報格差があるなぁと驚きました。
なによりボクが自宅に戻って嬉しかったことは、近くに映画館があることです。
週に一本も映画観なかったのなんて、かなり久しぶりな気がします。
でもあんなド田舎だと、一生映画館に縁がない人もけっこういるのかも…。

セブンティーン・アゲイン

2009年5月16日日本公開。
ザック・エフロン主演のコメディ。

高校バスケット・ボール部のスター選手して活躍するも、恋人の妊娠を機にすべてを投げだしたマイク・オドネル(マシュー・ペリー)は、過去の栄光の日々とはほど遠い生活を送っていた。そんなある日、ひょんなことから突然17歳の姿に戻ったマイク(ザック・エフロン)は、これでまでの人生を取り戻そうと高校生活を再び始める。(シネマトゥデイより)

主演が同じな『ハイスクール・ミュージカル』もそこそこヒットしたにもかかわらず、
異様に公開館数も少ないし、きっと期待できない作品だろうと思ってましたが、
なにこれ?すごくいい映画じゃないですか!
ミュージカル俳優のイメージが強いザック・エフロン主演ということで、
てっきり歌って踊るティーン向けの学園青春コメディかと思いきや、
大いに笑えてちょこっと泣ける、良質なファミリー向けコメディじゃないですか。
面白いだけじゃなくて、何気にためになる人生の教訓が満載な内容だし、
もっと拡大上映するべき作品です。特に二十歳前後の人に観てほしいかも。

高校時代はジョック(スポーツ系の人気者)だった主人公マイク。
学校でも花形の彼には、きっと明るい未来が待っているはずだった。
しかし37歳になった彼はしがない平社員。
子供たちからも邪険にされ、妻とも離婚調停中…。
17歳の頃の輝かしい高校生活を思い出しては現状を悔やむ毎日…。
う~ん、わかるなぁ…。
ボクはちょうどその中間くらいの年齢ですが、すでに後悔の毎日です。
ジョック的な存在ではなかったけど、やっぱり学生の頃が一番楽しかったし、
安い給料でGWも働かなきゃならないような大人になるとは思ってなかったし…。
すべてを捨ててでも17歳に戻れるなら戻りたい気もします。

学校での輝かしい経験なんて、社会に出たら何の役にも立ちません。
ボクぐらいの歳になって、同級生たちの現状を見てみるとよくわかります。
クラスの中心人物やモテモテのイケメン君が社会に出てもその状態を
維持してることはまずないですね。
逆に目立たない子だったり、イジメられっ子の方が出世してたりします。
まぁキッチリ反比例になってるわけじゃないけど、当時とのギャップで
そんな感じの印象を持つことが多いです。
本作でもジョック階級だったマイクはうだつのあがらないサラリーマンになったけど、
彼の友達でナード(オタク)層だったネッドはコンピューターソフトの開発の成功で
悠々自適なオタク生活を満喫しています。
映画なので多少極端ではあるけど、現実でも成功者にはナード層の人が多いですよね。
このオタクのネッドがまたいいキャラで、この映画を面白くしている大きな要因です。
アメリカのオタクは日本と違って開き直っている感じが清々しいですね。

ある日突然37歳から17歳になってしまったマイク。
これを機に高校から人生をやり直そうとしますが、
入学したのは自分の娘と息子が通う高校…。
自分のことなんかよりも娘たちの学園生活が気になり、
友達として接近し、疎まれながらも世話を焼きます。
息子の恋愛は応援するくせに、娘の彼氏にはヤキモチを焼いてなにかと邪魔する、
自分は17歳でできちゃった結婚したくせに、娘には操を守らそうとする、
そんな男親の身勝手さが笑いを誘います。
そんなオヤジ臭い演技を若手俳優のザックがしているというギャップも面白いです。
…あれ?20歳若くなったのに、娘の年齢が20歳未満なのは計算が合わない…?

息子の友達として、息子の母親であり別居中の妻スカーレッドとも接近していきます。
見た目は17歳のマイクと37歳のオバサン。
その微妙な関係の駆け引きはなかなか面白いコメディですが、
最後にはけっこうホロリとさせらる、ラブロマンスでもあります。
それにしてもザック・エフロンっていい俳優ですよね~。
嫌味のない男前で、20歳前後の俳優の中では一番好きかな。
歌って踊らない映画ってのも彼の新境地ですが、ミュージカルだけじゃなくて、
もっといろんなコメディ映画に出てくれたらいいのに。

笑いあり涙あり教訓あり、友情あり恋愛あり家族愛ありの素晴らしい健全な作品です。
最近の洋画はまたいいのが増えてきたけど、その中でもかなりオススメ!

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