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スノーピアサー

なんか雪がすごくて大変みたいですね。
ボクの住む地域は、雪なんて滅多に積もらないんですが、
夜に屋根が真っ白になるくらい積もりました。
すぐに雨に変わったみたいで、朝出勤する頃には雪はなかったけど、
自転車置き場のタイルの上を歩くと、シャリシャリと音がして、
床がシャーベット状になっていました。
子供の頃は雪なんて降ったら犬のように庭を駆け回ったでしょうが、
大人になった今は雪なんてどうでもよくて、とにかく寒いのが嫌です。
数日前は春の陽気が続いていたので、急に今季一番の寒さになると、
その落差が激しすぎて、ちょっと体調もおかしくなっちゃったし…。

ということで、今日は雪に覆われた世界の物語の感想です。

スノーピアサー
Snowpiercer.jpg

2014年2月7日日本公開。
クリス・エバンス主演のSFアクション映画。

地球温暖化を防ぐべく世界中で散布された薬品CW-7により、氷河期が引き起こされてしまった2031年の地球。生き残ったわずかな人類は1台の列車に乗り込み、深い雪に覆われた極寒の大地を行くあてもなく移動していた。車両前方で一部の富裕層が環境変化以前と変わらぬ優雅な暮らしを送る一方、後方に押し込められて奴隷のような扱いを受ける人々の怒りは爆発寸前に。そんな中、カーティス(クリス・エヴァンス)という男が立ち上がり、仲間と共に富裕層から列車を奪おうと反乱を起こす。(シネマトゥデイより)



本作はほとんど飛び込み同然で観た作品でしたが、失敗でした。
やっぱりある程度は下調べしてから観る作品は選ぶべきだと反省…。
いつもはネタバレしない程度の下調べはするのに、なぜ今回怠ったかというと、
今日から冬季オリンピックが開幕になりますが、それを警戒したのか、
怒涛の公開ラッシュだった先週末と打って変わって、
今週末の公開ラインナップは悲惨なほど貧弱で、
作品を取捨する選択肢がもともとなく、下調べをする意味がなかったためです。
本来なら同日公開だった今週の大本命『ラッシュ』を観る予定でしたが、
『ラッシュ』は先週末の先行上映の時に観てしまったので、
今日のスケジュールが空いちゃったんですよね。
そこで代用として観たのが本作だったのですが安易な選択でした。

とはいえ、下調べはしていないものの、全く知らない作品でもありません。
映画館でも予告編がよく流れていたので、存在は知っていたし、
クリス・エヴァンス主演なので、多少気になる作品だったのは事実です。
クリス・エヴァンスといえば『キャプテン・アメリカ』の主演俳優で、
『マイティ・ソー』の主演クリス・ヘムズワースの主演作『ラッシュ』の代用なら
『アベンジャーズ』繋がりで丁度いいような気もしたしね。
ただ懸念材料は、本作の韓国人監督だということで…。
正常な日本人であるボクは嫌韓感情がとても強いので、
基本的に韓国とは一切関わり合いになりたくありません。
しかし、ハリウッド映画がめちゃめちゃ好きで、
その好きさは韓国嫌いを少し上回っています。
苦々しいことですが、最近は韓国人監督のハリウッドデビューが多く、
日本人として忸怩たる思いに駆られながらも、観に行くことが多いです。
本作もそんな韓国人監督が撮ったハリウッド映画だと思って観に行きましたが、
実はそれが勘違いで、本作は英語で撮られた純然たる韓国映画だったのです。

正確には仏韓合作で、全米では劇場公開すらされていません。
というか、劇場公開している国は数か国だけで、
国際的には全く人気がない、相手にもされていない作品だったみたいです。
でも本国である韓国では、なんと5000万ドル以上の興収を上げたとか。
あの小さな市場規模で、この成績は驚異的ですが、
この程度の駄作がそれだけ大ヒットするのも驚異的です。
きっと作品の出来云々ではなく、ハリウッドスターを主演に迎え、
世界水準を気取ることで、彼らの虚栄心が満たされる作品なのでしょう。
それだけの作品なので、韓国人以外は観る必要はありません。
原作はフランスのバンド・デシネだったこともあり、
フランスでも500万ドル程度は稼いだみたいですが、
日本で稼がせてあげる必要は全くありません。
ただ面白くないだけならまだしも、
内容の一部に日本を侮辱する表現を含む反日映画ですからね。
日本で配給を行う角川に、どういうつもりで日本公開するのか問いたいです。

2014年7月、地球温暖化を防ぐため、大気圏に人工冷却物質CW-7が散布され、
その結果、地球上は深い雪に覆われ、生物はほぼ全て絶滅してしまう。
かろうじて生き延びた人々は「スノーピアサー」と呼ばれる列車の中で暮らし、
列車の前方車両の上流階級が、後方車両の貧困層を支配していた。
…という設定の物語ですが、この内容のどこに反日要素なんて入れられるのか。
というか、反日要素なんて展開上全く必要ない物語のはずですが、
さすがは韓国人、どんな題材でも反日プロパガンダは忘れません。
この世界では、一台の列車の中にしか人類は残っていませんが、
残った人類の人種や国籍は様々なので、アメリカ人もいれば韓国人もいるし、
(いない方がよかったのに)日本人までいます。
この日本人の描き方がかなり最悪で、ボクは序盤のそのシーンを観て、
「観に来るんじゃなかった」と今年一番の後悔をしました。
後方車両は貧民で犇めき合っているのですが、その混乱の中で、
エドガーという少年が仏像を拝む小汚い格好の日本人にぶつかり、
仏像が転がってしまい、日本人がものすごい剣幕で激怒。
慌てて拾い上げたエドガーは、「仏像返すよ」と言うのです。
もうお分かりでしょうが、対馬の寺の仏像が韓国人に盗まれた事件の揶揄で、
「チョッパリが仏像ごときでムキになるなよ(笑)」という、
監督のメッセージに間違いなく、盗人猛々しいにもほどがあります。
というか、マジで仏像返えせよ!

他にも列車を支配するメイソン総理の部下、つまり敵サイドにも、
日本人が何人かいたように思われ、明らかな敵意を感じます。
ちなみに仏像の日本人は、貧民なのに主人公らの革命に参加していない模様。
あと日本ネタでは前方車両に水族館があって、そこに寿司バーがありました。
なぜか板前さんが黒人なんだけど、韓国人の黒人差別は世界的に有名だし、
黒人が握った寿司ということに、何か意味がありそうな気がします。
とりあえず日本が嫌いなら、日本ネタなんて盛り込むんじゃないよ。
韓国映画に寿司使うな、虫入りのプロテインブロックと
オモニの唾入りのキムチでも食ってろ。

とりあえず、ネタバレのストーリーも書いておくので、
まだ観てない人は、これを読んでくれたら観に行かずに済みます。

2014年にCW-7散布して、地球はすぐに氷河期になり、生物死滅します。
列車「スノーピアサー」に乗ることが出来た人間だけが僅かに生き残りますが、
当初、1000人を超す後方車両の貧民たちは食料もなく、
弱い者を殺して、人肉を食べていました。
主人公カーティスも、ある女性を殺し、彼女の赤ん坊を食べようとします。
(ちなみに韓国人は胎児の人肉カプセルを滋養強壮剤として飲んでます。)
そこにギリアムという老人が現れ、自分の腕を切り落とし、
「これを食べなさい」と彼に差し出し、自分の腕や足の肉を皆に配ります。
カーティスはその自己犠牲に深く感銘を受けるのです。
1年ほどして、前方車両の住人から黒い羊羹のような食べ物、
プロテインブロックが配給されるようになり、食人は終わります。
のちにそれの材料が虫だと知り、カーティスは怒るのですが、
人間食べてた連中なら、虫くらい食べても平気ですよね。

時は経ち2031年、後方車両の生活に耐えかねたカーティスは、
(昔食べ損ねた赤ん坊)エドガーと一緒に反乱を企てます。
先頭車両にいる列車の製作者であり支配者であるウィルフォードを倒し、
列車を乗っ取る計画ですが、そのためには先頭車両までの扉を破れる
セキュリティのプロの韓国人ナムグン・ミンスの力が必要です。
幻覚作用のあるドラッグ、クロノール依存で監禁されているナムグンを脱獄させ、
幼い息子をウィルフォードに拉致されたターニャやアンドリュー、
ナムグンの娘ヨナらと共に、前方車両に向かって進撃します。
少し進むと、列車の水の浄化を行う給水セクションがありますが、
大事な場所だけに警備も厳重で、手斧を持った武装集団が待ち構えています。
後方車両側にそんな大事な施設を置くなんてアホなの?
そこには反逆者が殺されるのを見物しようと、メイソン総理も来ており、
カーティスたちはエドガーを殺されながらも、メイソン総理を捕えて、
人質にすることに成功します。

その後はメイソン総理に案内させ、容易にどんどん前方へ行けますが、
途中にあった学校セクションで、そこの教師からまさかの攻撃を受け、
アンドリューが殺されてしまいます。
この学校ですが、まるで韓国の小学校の反日教育のように、
子供たちに反後方車両教育や、ウィルフィールド様マンセーな
プロパガンダを施しており、その授業風景はちょっと笑っちゃいました。
基本的に韓国映画らしい血生臭いバイオレンスな内容ですが、
このシーンだけは妙にコメディチックなんですよね。
まぁ全体的に荒唐無稽にもほどがある設定や物語なので、
はじめからシュールな不条理コメディとして観た方がいいのかも。
いや、もちろん観ないに越したことはないですよ。

怒ったカーティスは教師を殺し、更にメイソン総理も殺し、先に進みますが、
尊敬するギリアムを殺したスナイパーに襲われ、ターニャが殺されます。
スナイパーを何とか倒し、ついに先頭車両に到着しますが、
ナムグンは先頭車両の扉のロック解除を拒否し、
代わりに爆弾で乗車口を破壊すると言い出します。
ナムグンは扉を解除することはできるのに、なぜ乗車口は爆弾使うの?
約束が違うと2人がモメていると、ウィルフィールドの手下が、
カーティスだけを先頭車両に招き入れます。
中にいたウィルフォードから、なぜか手厚く歓迎されるカーティス。
なんとカーティスの反乱は、ウィルフォードが計画したもので、
ウィルフォードは裏でギリアムと繋がっていて、
カーティスが反乱するように仕向けていたのでした。
尊敬するギリアムが敵の仲間と知り、愕然とするカーティス。

どうやら後方車両の貧民が増えすぎないように、定期的に反乱を起こさせ、
毎回貧民の74%を粛清しているのだとか…。
うーん、そもそも貧民たちにプロテインブロックを与えて生かしているだけで、
特に強制労働させたりしているわけでもないので、
増えすぎないも何も、別に貧民なんて必要ない気がするんだけど…。
でも貧民の子供には利用価値があるようで、
列車の永久エンジンの部品として強制労働させているようです。
このエンジンの熱源が何なのかずっと疑問だったので、
たぶん拉致した子供たちに人力発電させているのだろうと予想したけど、
ただ歯車の一部として使っているようなので、結局熱源は謎のままですね。
そもそもこの列車自体、設定に無理がありすぎます。
一歩も外には出られないから、線路のメンテナンスは無理だし、
これだけの設備やスペースで、17年間も大勢の人が暮らせるはずはないです。
そもそも今年CW-7が散布されるなら、この列車はもうあるはずだけど、
そんな永久に動くエンジンは、まだまだ夢のまた夢です。
というか、どこに行っても極寒の世界なのは変わらないのに、
わざわざ世界中を移動する理由もわからないんだけど…。
近未来SFにするなら、もうちょっと現実味のある設定にしないとね。

ラストはナムグンの娘ヨナが、爆弾に着火し、乗車口を爆破。
その爆音で大雪崩が発生し、それに飲まれて列車は脱線し、ほぼ全員死にます。
ヨナとエンジンの部品になっていた子供だけが助かり、
外に出てみると、そこには絶滅したはずのシロクマがいて…。
どうやらCW-7の効果が薄れ、氷河期は終わりを迎えつつあるようで、
生物が外に出ても大丈夫なくらいには気温が上がっていたようです。
うーん、その数日前には外気に晒された人間の腕が7分で凍ってたのに、
急にそんなに気温が穏やかになるものですかね?
それに暖かくなって植物がちょっと芽吹くくらいならまだしも、
絶滅したはずの動物が、急に現れるのもおかしな話です。
その動物はこの17年間どこにいたのかってことになりますからね。
「熊だから冬眠していた」と考えたのかもしれないが、
17年も冬眠はできないし、そもそもシロクマは冬眠(冬ごもり)しません。
監督はアホだから知らないのかもしれませんが…。
あと、結局なぜヨナは扉の先を透視できたのか、その説明も忘れてますよ。

結局は『TIME タイム』や『ハンガーゲーム』のように、
行き過ぎた格差社会を描いた在りがちなディストピアSFなのですが、
それだけに、他と差別化するため、奇をてらいすぎ、
一台の列車というあり得ない舞台設定にしてしまったために、
荒唐無稽にもほどがある駄作になってしまったのだと思われます。
設定が荒唐無稽なSF映画なんでいくらでもあるので、
それだけなら凡庸な駄作の一本になるだけで問題はありませんが、
わざわざそこに日本を絡めてきたことだけは許せません。
韓国人には何を言っても無駄なので、とりあえず角川は猛省しろ。
迂闊に本作の興収に貢献してしまったボクも猛省します。

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