ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

アダルトボーイズ遊遊白書

大晦日です。ついに2013年も終わりそうです。
『あまちゃん』目的で紅白歌合戦見ながら、この記事を書いてます。
これが今年最後の投稿になります。今年も一年、ありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。

さて、最後も映画の感想記事になりますが、今年最後に観に行った映画は、
昨日感想を書いた『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』なので、
今日はビデオスルーになった映画のDVDの感想です。
今年は過去最高の本数の劇場映画の感想記事を書きましたが、
DVDで鑑賞した映画の記事は、今から書く分も含めて23本だけで、
昨年80本書いたのと比較すれば、かなり少なめになりました。
でも鑑賞本数はそれほど減ってません。
感想を書いたのは、全米でヒットしたのに日本でビデオスルーになった
ハリウッド映画の感想だけに絞ったので、少なめになっただけです。
(まぁこの前書いた『チャイルド・プレイ 誕生の秘密』など例外も少しありますが。)
急ですが、ここで2013年のビデオスルー作品の個人的ベスト3を発表したいと思います。

2013年ビデオスルーされたハリウッド映画ベスト3
1位『クルードさんちのはじめての冒険』…ドリームワークスの傑作アニメ。
2位『エイリアン バスターズ』…ベン・スティラー主演のSFコメディ。
3位『ステップ・アップ4 レボリューション』…大人気ダンス映画シリーズ第4弾。
うーん、やっぱりビデオスルーだけあって、ベスト3も小粒です。
劇場映画のランキングは年明けに書きたいと思っています。

ということで、今日は今年のビデオスルー作品、最後にして最低な映画の感想です。
一年を締めくくる最後の感想が酷評というのは残念ですが…。

アダルトボーイズ遊遊白書
Grown Ups 2

2013年12月20日リリース。
アダム・サンドラー主演の『アダルトボーイズ青春白書』の続編。

家族や友人たちと穏やかな生活を送るため、生まれ育った田舎に戻ってきたレニー(アダム・サンドラー)。そんなある日、幼なじみのカート(クリス・ロック)から「高校の時のようにハチャメチャなパーティをやろうぜ! 」ともちかけられ、親友のエリック(ケヴィン・ジェームス)やマーカス(デヴィッド・スペード)らに声をかける。かくして'80年代にタイムスリップした大仮想パーティを開催するが、そこに突然、地元ブランズ大学の学生が殴り込みにやってきた。かねてから"遊び場"の縄張り争いで彼らと対立してたレニーたちは怒り心頭!両者にらみ合いの末、パーティは一転、大乱闘の場となる!(公式サイトより)



前作は全米で1億6000万ドル以上の大ヒットを記録しながら、
日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなってしまいました。
本作はその続編だから、当然のようにビデオスルーされましたが、
全米ではやはり1億3000万ドル以上の大ヒットを記録。
まぁ総興収は前作から約3000万ドルも減ってますが、
アダム・サンドラーの主演作としては、過去10年で最高のオープニング成績だったようで、
如何に前作が人気があり、本作に対する期待が高かったかがわかりますね。
でも、正直なところ、そんな前作の面白さが、ボクにはイマイチわかりません。
結局のところ、本シリーズの魅力というのは、脚本の面白さなどではなく、
キャスティングの妙なんですよね。

アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームス、クリス・ロック、デヴィッド・スペードと、
人気コメディアンが豪華競演する、言わばコメディアンの『エクスペンダブルズ』です。
ところが、日本人はアメリカのスタンダップコメディなんて見る機会はほとんどなく、
アメリカのコメディ映画もほとんど劇場公開されない状況なので、
アメリカのコメディアンのことなんて知る機会はなかなかありません。
ボクもこの4人の中で、それなりに知っていると言えるのは、
映画によく出演しているアダム・サンドラーくらいのもので、
キャスティングの妙を全く感じられず、イマイチ楽しめませんでした。

しかも、本作は前作の主要キャストだったロブ・シュナイダーが降板しています。
前作は中学校のバスケ部の優勝メンバーが、三十余年ぶりに集まるという物語なので、
バスケのチームメイト5人が主要登場人物だったわけですが、
シュナイダー演じる熟女好きロブが、本作では登場しないため、
チームメイト5人が揃わないというなんともガッカリな状態に…。
言わば『エクスペンダブルズ3』でブルース・ウィリスが降板したようなものですが、
抜けた穴をメル・ギブソンやハリソン・フォードで十分以上に補っている同作と違い、
本作はキャスティングによる補強が全く行われていません。
一応、ロブの弟役として、やはりコメディアンのニック・スウォードソンが
5人目の主要登場人物的なポジションで代役を務めていますが、
彼はサンドラーの取り巻きのひとりのようだけど、
またしても「誰だよ?」ってキャストですよね。

残念ながらコメディアンのキャストには価値を見出せませんが、
コメディアン以外のキャストでは、低脳な大学生グループのリーダー格アンディの役で、
あの『トワイライト』シリーズのテイラー・ロートナーが出演しています。
自分の脳筋というパブリックイメージを認めるような登板で、ちょっと笑えました。
彼の友達というか手下の大学生の中には、アーノルド・シュワルツェネガーの息子、
パトリック・シュワルツェネッガーも登場しているそうですが、誰かわかりませんでした。
でも知らないコメディアンよりは、知ってる俳優の二世の方がまだ興味が沸きますね。
(ちなみに、身内の七光りではサンドラーの嫁も出てます。)
シュワちゃん繋がりで『エクスペンダブルズ2』からも、
スティーブ・オースティンが重要な役柄で登場しています。
彼は元プロレスラーですが、他にも元スポーツ選手としては、
元NBA選手シャキール・オニールも登場しています。
元人気スポーツ選手の方が、知らないコメディアンよりは馴染みがありますが、
なんだか妙に偏ったキャスティングですよね。
それも笑いを狙ってるのかもしれないけど、正直ちゃんとした俳優の方が嬉しいです。
まともな俳優起用しないのは、サンドラーのコメディアンとしての意地なのでしょうか。
まぁ有名俳優なんて起用しちゃえば、自分はともかく他のメンバーが目立ちませんもんね。

本作のストーリーですが、本当に何も内容がないので、感想も書きようがありません。
穏やかな生活を求めて故郷コネチカットの田舎町に帰ってきたレニーは、
幼なじみの親友カートに誘われて、高校時代のようなパーティを開くことに。
同じく親友のエリックやマーカスも呼んでパーティを楽しむ彼らだったが、
そこへ地元大学の学生たちが乗り込んでくる。
以前から遊び場を巡って対立していた両者は大乱闘を巻き起こし…。
というのが大まかなプロットになりますが、それ以外特筆すべきことはないです。
邦題に「遊遊白書」なんてふざけたサブタイトルが付いていますが、
決して死んだ主人公が霊界探偵になるようなドラマチックな話ではなく、
ただただ幼馴染み4人の中年の日常を描いただけの群像劇です。

でも退屈かと言えばそんなこともなくて、なんだか楽しげな雰囲気に和んでしまいます。
幼馴染み4人は本当にいい感じの家族ぐるみの付き合いをしているし、
4人以外の登場人物も、子供や大学生以外はほとんど同級生で、
ケンカしたりもするけど、学生時代の関係をずっと延長しており、
そんな状況はすごく素敵で、とても羨ましいなと思えます。
ボクの同級生なんてほとんど地元に残ってないので、
毎日幼馴染みたちと遊べるなんて、夢のようじゃないですか。
でも、それだけに現実味も感じないけど、アメリカの田舎町はこんなものなのかな?

彼らの開くパーティというのが、彼らの青春時代である80年代を題材にしたもので、
参加者は80年代の有名人のコスプレをしたりするんだけど、
80年代生まれで90年代以降が青春時代なボクとは一周り違うので、全然ピンときません。
まぁカルチャーも全く違うので、同世代だったとしてもピンときたかどうかわかりませんが、
とにかく本作のターゲットは狭すぎます。
サンドラーと同時代性を感じられる人しか楽しめないんじゃないかと思うし、
サンドラーたち同世代キャストだけが楽しんでいるような気もします。
まぁ本作を観るサンドラーのファンは、ほとんど同世代なんでしょうけど…。

前作が楽しめた人以外は見る価値ないです。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/1201-1f79e192
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad