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マジック・マイク

今日感想を書く映画で、今年劇場鑑賞した映画150本目になります。
我ながら今年は沢山映画を観たなと思います。
映画なんてレジャーとしては安い方ですが、本数が嵩むとけっこうな出費なので、
少しでも安く上げるため、映画鑑賞券が当たる懸賞に応募したりもします。
今も大阪府下の劇場で観た映画の半券2枚で応募できて、
抽選で1400名に映画鑑賞券が当たる懸賞を大阪興行協会がやってます。
これまで何度か同様のキャンペーンがあり、ボクもその都度応募たけど、全く当らず…。
今までに何十口も応募したけど、応募ハガキに貼る切手代だけで映画何本か観れます。
正直、本当に1400名も当選者がいるのか疑わしいです。

懸賞と言えば、秋田書店が雑誌の読者プレゼントで景品数を水増し掲載していたそうです。
秋田書店なんて大出版社でもそんなことをしているなら、他の出版社だって怪しいです。
景品数の水増しはしてないとしても、ちゃんと抽選しているなんて保証はなく、
株主や身内を作為的に当選させてるかもしれないです。
今回の秋田書店の懸賞問題は、内部告発によって発覚しましたが、
内部告発した女性社員は解雇されたらしく、出版社に自浄は望めそうにないです。
懸賞は第三者機関の監督下で行われるようにするべきです。
でも雑誌の懸賞の映画鑑賞券って、けっこう当りやすいんですよね。
配給会社から宣伝用にタダで提供してもらってるからかな?

ということで、今日は大阪府下のガーデンシネマで観た映画の感想です。
ガーデンシネマの半券って、ちょっと変な形状なので応募ハガキに貼り難いです。

マジック・マイク
Magic Mike

2013年8月3日日本公開。
チャニング・テイタム主演のコメディドラマ。

実業家を名乗って複数の仕事を抱えるマイク(チャニング・テイタム)は、夜になると男性ストリップクラブ「エクスクイジット」のスターダンサーとして活躍。ひょんなことから知り合った、19歳のアダム(アレックス・ペティファー)に女性を惹(ひ)きつける天賦の才を見いだしたマイクは、彼をクラブへと連れていく。異様な世界に驚きながらも、ステージに上がった彼は女性客たちの圧倒的支持を得てダンサーの一員に。弟分のようなアダムの面倒を見てやるマイクだったが、彼が金の絡んだトラブルに巻き込まれたのを知る。(シネマトゥデイより)



チャニング・テイタム主演で、男性ストリッパーを題材にした本作。
男としては観に行くのに少し抵抗を感じてしまう題材で、なかなか行けなかったのですが、
先日観たテイタム主演の『ホワイトハウス・ダウン』が面白かったので、
やっぱり観に行こうと思い立ちました。
案の定、お客さんは女性が多く、少ない男性客はちょっと浮き気味で、
ゲイだと思われてるんじゃないかと、ちょっと心配してしまいました。
(女性客の目よりも、男性客からゲイ仲間だと思われてやしないかと…。)
全米公開時も女性客が3/4だったそうですが、本作は1億ドルを超える大ヒットを記録し、
ダンス映画の最高興行収入を塗り替えたそうです。
女性客を動員することが、ヒットするために如何に重要かが窺える結果ですが、
たしかに本作を観た劇場でも、ボクを含め男性客は1人で観に来た人ばかりでしたが、
女性客は友達と団体で観に来ている人が多かったように思います。
女性客は大学生っぽい女子からオバサマまで幅広い年代の人がいましたが、
意外だったのは普段映画を見なそうなギャルっぽい女の子までいたことです。
女性が男性ストリップにここまで興味があるとは…。

1億ドル以上稼ぎ、ダンス映画史上No.1の大ヒット作である本作ですが、
製作費はたったの700万ドルだったので、すごい利益率ですよね。
チャニング・テイタムが「2013年度最も稼いだ俳優ランキング」で、
『アベンジャーズ』のロバート・ダウニーJr.に次ぐ2位になった時には、
「そんなに活躍してたかな?」とちょっと不思議に思いましたが、
なるほど、本作でのギャラが大きかったんですね。
製作費は少ないので俳優としてのギャラはそれほどではないかもしれませんが、
彼は本作に製作としても参加しているので、その配当が高額だったのでしょう。
なぜ彼が製作をしているかと言えば、本作が彼の持ち込み企画だったからです。
彼は18歳の頃にフロリダ州タンパでストリッパーをしていたそうで、
その実体験を基にしたストーリーとなっています。

テイタム演じるのはタンパにある男性ストリップクラブのトップダンサー、
「キングス・オブ・タンパ」「マッジク・マイク」ことマイクです。
だけどマイクのモデルがテイタムではなく、
アレックス・ペティファー演じる19歳の新人ダンサー「キッド」ことアダムが、
当時男性ストリッパーだったテイタムをモデルにしているのでしょうね。
さすがにアラサーのテイタムには、当時の自分役は無理だと考えたのでしょう。
まぁ実体験を基にしていると言っても、自伝なわけでもなく、完全なフィクションだし、
アダムと当時のテイタムだってかなり違うと思います。
それにしても水商売(風俗業)をしていた過去なんて、普通は隠したいものだけど、
逆にそれを活かして大ヒット映画を製作するなんてすごいです。
映画『フル・モンティ』とか『クレイジーホース』などがあるから、
欧米はストリップを風俗業ではなくショーという意識が強いのかも?
でも未成年でストリッパーしていたなんて、やはり褒められたものではないし、
これを見てストリッパーを目指す若者が増えたら困りますね。

夜は男性ストリップクラブのトップダンサーとして脚光を浴びるマイクですが、
昼は洗車サービス業の傍ら、知り合いの瓦葺き屋でバイトをしています。
それで金を貯めながら、いつかオーダー家具の事業を始めたいと思っていますが、
銀行のローン審査が厳しく、なかなか融資してもらえず実現しません。
さらに自分の働くストリップクラブの共同経営者にもなりたいみたいです。
あれもこれもと手を出しすぎな気がしますが、若さや美貌はいつか衰えるので、
ストリッパーとしては将来が不安なのでしょうね。
そんなマイクは、瓦葺きの工事現場で、新人バイトのアダムと出会います。
アメフトの奨学生だったアダムですが、問題を起こして今はフリーターです。
マイクと違い将来のことは全く考えず、医療事務をするブラコンンの姉の部屋に居候し、
大好きなゲームの声優にでもなれたら…、なんて刹那的にダラダラ過ごしています。
瓦葺きのバイトもすぐにクビになりますが、夜の街でマイクと再会し、
紆余曲折あってストリップクラブで雑用として雇われます。
ところがあるダンサーが穴を開けてしまい、急遽アダムがステージに上がることに…。
それを見たオーナーのダラスは、彼の才能を見出し、ストリッパーとして採用。
彼はマイクと二枚看板で、このクラブの人気ダンサーになります。

そのアダムの初ステージですが、元アメフト選手だけあって体は出来てるんだけど、
ダンスも出来ないあのパフォーマンスのどこに才能を見出したのか謎です。
一方のマイクは、ダンスのキレが半端なく、ストリップなんてしなくても、
そのダンスだけでもっと稼げるんじゃないかってほどカッコいいです。
ボクはもともとダンス映画『ステップ・アップ』で主演したテイタムのダンスを見て、
彼のファンになったのですが、カメオ出演した『ステップ・アップ2』の後は、
ダンス映画に出演しなくなったので、久々に彼のダンスを見れて嬉しかったです。
本当に久々ですが、当時と遜色ないキレのあるダンスでカッコよかったですね。
そんなに踊れるんだから、もっとダンス映画にも出演してほしいです。
『ステップ・アップ』シリーズに再登板してくれないかな?
でも本作はあくまでストリップなので、ダンスしながら衣装を脱いでパンツ一丁になり、
お客さんを壇上に上げて疑似セックス的な卑猥な動きをします。
女性客にして見ればそれが本作の見どころでしょうが、ダンス映画ファンのボクとしては、
もっと普通のカッコいいダンスを堪能したかったと思ってしまいます。
そもそも本作はダンス以外の目的で集客しているので、
ダンス映画史上NO.1というのもおかしな話ですよね。

しかし壇上に上がっちゃうお客さんのノリの良さも異常です。
日本に男性ストリップクラブがどれほどあるかは知らないけど、
日本人の女性客では、あんな人前で辱められることは出来ないでしょうね。
むしろあんなショーだったら、男性ストリッパーに辱められる素人女性を見ようと、
男性ストリップクラブに男性客が押し寄せてしまいそうな気がします。
でも劇中は女性客しかいません。
男性ストリップなんて、ゲイ相手の商売だと思っていたので意外でした。
そのお陰で、題材の割にはゲイっぽくない見易い内容だったのはよかったです。
ソロリティ(女子寮)のパーティへの出張サービスまでやってますが、
そこには男もいて、嫉妬により揉め事になったりもします。
パーティに男性ストリッパーを依頼するなら、彼氏なんて呼んじゃダメでしょ。

テイタムの実体験が基というフレコミだったので、
てっきりストリッパーを踏み台にして映画スターになるような展開の
サクセスストーリーだと思ったけど、全然そうじゃありませんでした。
マイクは端から大人気ストリッパーだし、アダムも初ステージからサクセスしてるので、
むしろ序盤がサクセスのピークで、あとは緩やかに落ちていくストーリーです。
アダムはエクスタシーなどドラッグの売買に手を染めてしまい、大変なことになるし、
マイクはストリッパーから足を洗うも、起業資金を失い、先行き不透明なまま終わります。
てっきりラストはダンサーとして芸能界デビューして終わると思っていたので、
「え、これで終わりなの?」と拍子抜けしてしまいました。
でも想像とは違ったけど、男性ストリッパー業界の狂乱ぶりが描けていて興味深いし、
ちょっとだけロマンスもあって、なかなか面白い映画だったと思います。

ストリッパー、洗車サービス、瓦葺、オーダー家具販売と、
いろんな仕事に手を出す移り気なマイクですが、彼を演じるテイタムも移り気なようで、
昨年末には「監督業をしたから、俳優業は休止する」と宣言しました。
俳優として絶頂期を迎えているのに、勿体ない事この上ないです。
俳優だってストリッパーと同じで、若さと美貌はいつか衰えます。
まだ若い今のうちにダンスやアクションなどもっとやっておいた方がいいのに…。
裏方の経験も積まず、33歳で映画監督になるなんて、ちょっと若すぎますよ。

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