ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

サイレントヒル リベレーション3D

TOHOシネマズのサウンドロゴでもお馴染みの人気キャラ「ピクミン」。
そのピクミンが大活躍する最新ゲーム『ピクミン3』がいよいよ明日発売です。
『ピクミン』シリーズは大好きなので、是非プレイしたいのですが、
プレイするのに必要なハード「Wii U」を持ってないんですよね…。
「Wii U」は税別25000円もするので、ソフトと併せて買うと余裕で3万円超えますが、
『ピクミン3』のためだけに3万円用意するのはちょっと無理です。
今後面白いゲームでも出る予定があるならまだしも、面白いゲームどころか、
発売予定のソフトの本数が少なすぎて、すでにオワコン感が半端ないです。

でもどうせ今はPS3『インジャスティス 神々の激突』のプレイ中だし、
今月末には3DS『逆転裁判5』、来月にはPS3『ジョジョの奇妙な冒険ASB』と、
近年になくゲームで忙しい時期なので、それ以外のゲームには手が回らないです。

ということで、今日はゲームの映画化作品の感想です。

サイレントヒル リベレーション3D
Silent Hill Revelation 3D

2013年7月12日日本公開。
日本のホラーゲームを実写映画化した『サイレントヒル』シリーズ第二弾。

18歳の誕生日を間近に控えたヘザー(アデレイド・クレメンス)には幼少時の記憶がなく、父親(ショーン・ビーン)と共にほうぼうを渡り歩く生活を送っている。彼女は毎晩サイレントヒルという見知らぬ街で、恐ろしいモンスターたちに追われる悪夢にうなされていた。そんなある日、突然父親が自分の前からいなくなってしまい、やむを得ずヘザーはサイレントヒルを目指す。(シネマトゥデイより)



コナミのホラーアドベンチャーゲーム『サイレントヒル』を実写映画化した本作。
ハリウッド映画だと思っていたのですが、実はカナダ映画だったんですね。
それでもアメリカのボックスオフィスで初登場5位と、かなり健闘しています。
日本のゲームが海外で実写映画化されるのは、なんだか嬉しいです。
でも、本作はシリーズ3作目『サイレントヒル3』をベースにしているのですが、
ボクは原作ゲームシリーズを1回もプレイしたことがなくて…。
ゲームは好きだし、ホラーも大好きなんだけど、ホラーゲームが苦手で、
かなり興味はあったんですが、プレイするには至りませんでした。
でも本作の前作となる映画『サイレントヒル』は一応観てます。

ただ6年半くらい前の作品なので、内容はかなりうろ覚えで…。
前作も全米1位の大ヒットを記録し、公開直後には続編の話もあったみたいですが、
いろいろあって延期され続け、6年越しにやっと公開に漕ぎつけたようです。
このブランクはちょっと大きすぎ、前作の内容なんてほとんど思い出せませんが、
なんとなく前作は続けようのない終わり方だったように記憶していたので、
きっと後日談的な続編ではなく、全く新しい物語になるのではないかと期待しました。
しかし本作は前作の完全な後日談的続編です。

制作サイドもこのブランクは気にしているのか、前作の経緯が劇中で語られるので、
前作の内容を忘れていても観ているうちにある程度思い出してくるでしょうが、
前作を未鑑賞の人は、きっと楽しめないので、本作は観ない方が無難だと思います。
というか、前作鑑賞済みの人も忘れているなら復習しておいた方がいいです。
このシリーズの世界観はかなり複雑なので、それを忘れてしまっていると、
中盤あたりまでの時間を前作を思い出す作業に費やしてしまいかねません。
序盤からちゃんと楽しむには、復習してから観に行くことをオススメしますが、
ここでちょっとだけ前作の粗筋も書いておきますね。

前作は、本作の約8年前の物語となります。
サイレントヒルという場所の悪夢を頻繁に見る10歳の娘シャロンを心配した母ローズは、
娘を連れて廃墟と化した炭鉱の町サイレントヒルを訪れます。
しかしそこで娘が行方不明となり、霧に覆われた町を捜し回るローズですが、
その途中で奇形のクリーチャーや謎のカルト教団が次々と襲われ…。
そんな折、彼女は娘とそっくりの幼い女の子アレッサと出会います。
その昔、アレッサはカルト教団から「悪魔」と忌み嫌われており、
火刑に処されますが、大火傷を負いながら生き残っていました。
成長したアレッサは重傷で動けませんが、彼女の恨みが幼い女の子の姿で複製され、
その女の子が闇の世界を呼び寄せて、カルト教団の信者に復讐するのです。
アレッサに残されていた善なる心は、シャロンとなって孤児院に入れられ、
その子をローズとクリストファーが養女にしました。
ローズはアレッサの復讐に協力して教団を壊滅させ、
教団に捕まっていたシャロンを助け出し、家に帰ります。
ところがローズたちは夫クリストファーが待つ元の世界には戻れず、
霧の世界に閉じ込められてしまい…、というのが前作の簡単な粗筋です。

本作の主人公は18歳になったシャロンです。
彼女は元の世界で父クリストファーと二人暮らしをしています。
母ローズと霧の世界に閉じ込められていた彼女ですが、
封印を解くアイテムで、彼女だけ元の世界に戻ることが出来たのです。
しかし彼女には霧の世界での記憶は全くないようです。
この世界観は現実世界、霧の世界、闇の世界の三層構造になってるんですね。
カルト教団の信者が住んでいるのは霧の世界ですが、霧の世界は今、
魔女アレッサの猛威に晒されており、闇の世界に浸食されています。
カルト教団のヴァルティエル派は、アレッサを倒すために、
その分身であるシャロンを捕まえようと考え、現実世界に刺客を送り込みます。
その刺客から隠れるため、普段シャロンはヘイザーと名乗り、黒髪もブロンドに染め、
11歳の時から父と一緒に転々と引っ越しを繰り返していました。
(父もフリストファーではなくハリーと名乗ります。)
しかし父が教団に拉致され、現場には「サイレントヒルに来い」とメッセージが…。
シャロンは父を救出するため、同級生のヴィンセントと共に、
サイレントヒルを訪れることになるが…、というのが本作の物語です。

シャロン、アレッサ、カルト教団の三竦みで、構図が少々ややこしいです。
アレッサの守護者であり処刑人である闇のクリーチャーたちが、
カルト教団の信者を襲うのは理解できますが、シャロンまで襲うのは何故?
たしかに辛い目に遭って魔女になったアレッサが、
現実世界でぬくぬくと育てられたシャロンを嫌うのはわかりますが、
2人は一心同体なので、シャロンが死ねばアレッサもただでは済まないはず。
カルト教団はそれを狙ってシャロンを襲うわけですからね。

さらによくわからないのは、カルト教団のリーダーであるクラウディアの正体が、
人間ではなく、どう見ても闇の世界のクリーチャーなんですよね…。
でもアレッサの敵というのが、どういう設定なのかわかりません。
クラウディアはヴィンセントの母親だから人間のはずですが、
メタトロンの封印のせいで、神の保育器になってあんな姿になったってこと?
いや、その前からあの姿で現れて、探偵のカートランドとか殺してましたよね。
それに彼女は前作の教団のリーダーであるクリスタベラの妹ですが、
クリスタベラの妹って、アレッサの母親ダリアもそうじゃなかった?
ということは彼女たちは三姉妹で、アレッサとヴィンセントは従姉弟ってことに…。
つまりアレッサの分身シャロンとヴィンセントも従姉弟ということですよね。
2人の間には恋愛感情が芽生えそうな感じでしたが、従姉弟同士だとちょっとね…。

本作のクリーチャーの設定はよくわかりませんが、造形はかなりいいです。
腕のない奇形ゾンビや音に反応するナースのゾンビ、三角頭の処刑人など、
前作から引き続き登場するクリーチャーのクオリティも上がっていますが、
新登場のマネキンの集合体のようなクモみたいなやつが奇抜でよかったです。
なんとなくデル・トロっぽいデザインのクリーチャーが多い気がします。
全体的にグロもパワーアップしており、切り株描写も満載ですが、
序盤の人肉料理のシーンは特に強烈でしたね。
ただ前作にあった和製ホラー的な不気味さはかなり薄まった気もします。
でも本作を観て、真っ先に感じた印象は和製ホラー『戦慄迷宮』っぽいってことでした。
病院や遊園地が舞台なのと、ウサギのヌイグルミが頻繁に登場するってだけですが…。

ラストであっさり現実世界に戻れてしまうのもちょっと不可解です。
メタトロンの封印は、現実世界に戻るためのアイテムだったはずだけど、
それを使った様子もなく、ただ霧がスゥーと晴れて戻っちゃいました。
シャロンが闇の世界を操るアレッサと融合したからなのか…。
あと、霧の世界に囚われていた母ローズとの再会がなかったのはちょっと残念。
ローズも序盤でワンシーンだけ登場しましたが、ローズ演じる女優が
スケジュールか何かの都合でそれ以上出演できなかったとか?
それにせっかく助けに来た父親をそのまま置いて帰るのもどうなんでしょう。
まぁアレッサなきあとの霧の世界はそんなに危険じゃないとは思うけど…。

といって感じで、展開的には疑問だらけの本作でしたが、
せっかくの日本のゲームの実写映画化シリーズなので、
また機会があれば続編を作ってほしいと思います。
でも本作もそれほどインパクトは残らない作品だったし、すぐ忘れちゃいそうだから、
また数年後とかになるなら、後日談的続編は勘弁してほしいかな。
とはいえ健闘しているとは思うものの、この程度の成績では続編の話にはならないか…。

ホラーゲームの実写映画化作品の感想
バイオハザードIV アフターライフ
バイオハザードV リトリビューション

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/1071-e0185d64
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad