ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

ベッドタイム・ストーリー

WBC優勝しましたね。1試合も観れてないけど、なんだかほっとしました。
アカデミー賞のこともあるし、今年の日本は経済以外は調子がいいかも。

ベッドタイム・ストーリー

2009年3月20日日本公開。
ウォルト・ディズニーのファンタジー・コメディ映画。

スキーター(アダム・サンドラー)はパッとしない中年の独身男。甥(おい)と姪(めい)にせがまれて、ベッドタイム・ストーリーを話してあげると、彼らはスキーターの作り話の続きを勝手に創り上げてしまった。翌日、彼らが語った一場面が、何とスキーターの目の前で現実となり…。(シネマトゥデイより)

安定・安心で定評のあるディズニーのファミリー向け映画。
単純明快、ハッピーエンドでとても観やすい作品ではあるんですが、
なんというか、作りが下手くそだなぁ…と感じます。
単発で笑えるところも多くて、コメディとして面白くないこともないんですが、
物語が行き当たりばったりで、まさに子供向けといった感じです。

ストーリーの大筋は、主人公スキーターが父のホテルを取り戻すために、
ライバルのホテル重役ケンドル(ガイ・ピアース)と、
新ホテルの支配人の座を賭けて、新ホテルの構想のプレゼン対決するというもの。
ベットタイム・ストーリーが現実になることに気付いたスキーターは、
その不思議な現象を利用して、プレゼン対決で自分が勝つように仕向けようとします。

これだけでも主人公スキーターがどんな卑劣な奴かはわかると思いますが、
普段の言動からしてディズニーらしからぬ嫌味な主人公です。
そんな彼のサクセス・ストーリーなんか気分のいいものじゃないですよ。
それにライバルのケンドルですが、彼も敵役らしく嫌味な男ではあるものの、
別に犯罪者なわけでもないのに、最後のあんな扱いは酷すぎる…。
あまりにかわいそうで、主人公に対する反感が増します。

でもまぁそれは些細なこと。
一番ダメなのは今作の肝となるワン・アイディアが活かされてないことです。
"ベッドタイム・ストーリー"とは、寝る前に子供に語り聞かせる物語のことですが、
主人公が姉の子供たちに語り聞かせた適当な作り話の内容が、
現実世界でも起こってしまう…、というのが今作の目玉となる設定ですが、
これが、ビックリするくらい活かされていません。

例えば、ケンドルとのプレゼン対決。
ベッドタイム・ストーリーで自分が勝つように仕向けたのはいいけど、
別にそんなことしなくても、スキーターのプレゼンの内容はケンドルに勝ってました。
ベッドタイム・ストーリーの効力で勝ったように見せないと、
せっかくの作品としてのワン・アイディアが無意味になるんじゃないかな?
それに、ラストのスキーターの英雄的大立ち回りですが、
そこは全くベッドタイム・ストーリーの力は利用せず…。
これこそ羊頭狗肉、看板に偽りありです。

他にも、海岸の毛むくじゃらの男や、ホテル王の潔癖症という設定、
姉ウェンディー(コートニー・コックス)の異常なほどのロハス生活の理由、
親友ミッキー(ラッセル・ブランド)の寝てる間の妙なクセなどなど、
何かの伏線か?と思わせておいて、実は何もないという思わせぶりな構成。
今作のマスコット的存在のギョロ目モルモット・バグジーの存在意義も有耶無耶。
いろんなものがほったらかしのままエンドロールに突入した感があって、
"あれ?コレで終わりなはずない…"と感じました。
ホントに行き当たりばったりの下手くそな脚本です。

う~ん…、ダメなとこばかり書いたけど、全く面白くなかったわけじゃないのが
不思議なんだけど、ひとつだけいいところを上げるとすれば…、
主人公の姉の子供の兄妹(姉弟?)が可愛らしかったかな。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/103-a0fcfea2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad